はじめに
世界中の人々が日々デジタル機器に触れる現代社会において、生活は格段に便利になった一方で、視力への影響は無視できません。2050年には世界人口の半数が近視になる可能性も指摘されており、今後も視力矯正の需要は拡大すると予想されます。
IT media NEWS: 2050年には世界人口の半数が近視に 10億人に失明リスク──研究機関が警告
そこで、日本のみならずグローバルに事業を展開する眼鏡チェーンを運営するジンズホールディングス(3046)について、投資妙味について考察いたしました。
事業内容
同社はアイウェアチェーン「JINS」を展開しており、中国・台湾・米国など海外にも進出しています。海外事業においては、台湾が堅調に推移し、中国も不採算店舗の閉鎖を進めたことで収益が改善しました。
2026年8月期は新規出店と新商品の投入を軸に、既存店の着実な成長を見込んでいます。
同社の大きな特徴として、新規製品の開発力にも優れており、サングラスと眼鏡を兼用できる可視光調光レンズや、マグネット式プレートといった先進的な製品を他社に先駆けて展開しています。
出典:JINS HPより
業績状況
国内では店舗数の純増に加え、来店客数の増加と高価格帯商品の好調が売上を牽引し、業績は堅調に推移しています。
出典:IR Bank
海外展開では、アジア圏および北米での事業拡大を模索しており、特に台湾での出店を加速しています。中国事業についても構造改革の成果により増収増益が続いています。
出典:2025年8月期 上期決算説明資料
ただし、中国は海外で最多の店舗数を抱える一方で、景気面での不透明感が残っており、営業利益の推移は引き続き注視する必要があります。

今後の見通し
2025年8月期上期は好調な業績を背景に上方修正がなされており、下期においても同様の上振れが期待されます。
出典:2025年8月期 上期決算説明資料
中長期的には、やはり海外展開が順調に進むかどうかが焦点となります。
出典:Google Trend
ファンダメンタル(2025年8月22日 楽天証券より)
- PER:24.08倍
- PBR:7.48倍
- BPS:1,346.14円
- 予想配当利回り:0.74%
- 自己資本比率:47.35%
海外事業の成長が継続する前提であれば、現状のPERはおおむね妥当とみられます。また、増配傾向が続いていることから、長期的には配当利回りの向上も期待できると考えられます。

株主優待について
100株以上の保有株主に対し、「株主様ご優待券」(9,000円+税分)が年1回進呈されます。
株価推移と今後の注目点
株価は近年急速に上昇し、現在は過去最高値圏内で推移しています。今後、この水準を突破すれば、さらなる上昇が期待されます。
出典:Yahoo!ファイナンス

ここまでお読み頂きありがとうございました。
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