北海道コカ・コーラボトリング(2573) ~価格改定とインバウンド需要で再成長

グロース株

事業内容

北海道を地盤とする企業で、大日本印刷が大株主となっています。
昨秋に実施した値上げが通期で寄与しており、自動販売機は空港やホテル、観光地における訪日客需要が下支えとなっています。

業績状況

前述のインバウンド需要に加えて、節約志向の高まりからスーパーでのまとめ買い需要も増加しています。物価高に対応するため、お得なまとめ売りや多様な容量の商品をラインナップし、生活者にとって手の届きやすい価格帯を維持しました。

これらの施策により、FY2024は昨年比で二桁増益を達成し、FY2025についても前年と同水準を見込んでいます。

今後の見通し

中期経営計画(2024年~2026年)では、2026年12月期までに売上高652億円、営業利益30億円、ROE4.0%の達成を目標としています。2025年12月期の予想営業利益は25億円であり、大幅な増益を見込んでいます。

一方で、経営計画では、第2の収益の柱を創出しようとしていますが、具体的な事業として十分に成長できるかはなお不透明です。
具体的には、照明工事や清掃業務受託と飲料自販機の新規設置を組み合わせたパッケージ提案など、飲料ビジネスとのシナジーを活かした取り組みにより業績拡大を図っています。

出典:2024年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)

ファンダメンタル(2025年8月25日 楽天証券より)

  • PER:30.60倍
  • PBR:1.12倍
  • 予想配当利回り:0.86%
  • 自己資本比率:81.13%

配当性向は30%未満であり、将来的な増配余地も十分に考えられます。BPSは横ばいからやや微増といった水準です。

株主優待について

権利確定日は12月末日・6月末日です。2025年6月からは「Coke ONドリンクチケット」が追加され、選択肢が拡充されました。

Aコース:Coke ON®ドリンクチケット

  • 100~999株:25枚(4,500円相当)
  • 1,000株以上:30枚(5,400円相当)

Bコース:お好きな商品

  • 100~999株:1ケース(3,840円相当)
  • 1,000株以上:2ケース(7,680円相当)

Cコース:商品詰合せ

  • 100~999株:22本入り(2,860円相当)
  • 1,000株以上:28本入り(3,640円相当)

年2回、まとまった量のドリンクが受け取れるのは大きな魅力となります。

出典:北海道コカ・コーラボトリングHPより

株価推移と今後の注目点

2023年頃から株価は上昇基調にあり、直近では特に強い動きを示しています。
ただし、今後も急激な成長を見込むのは難しく、PER30倍台という水準は割高感もあります。そのため、当面は様子を見ながら投資を検討する局面といえます。

出典:Yahoo! Financeより

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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