はじめに
私自身の資産状況と今後の投資方針について整理しました。同じような年代・家族構成・ライフステージにある方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
現在のステータス
家族構成
33歳の会社員である私、専業主婦の妻、長男(4歳)、次男(3歳)の4人家族です。
住居
賃貸住宅に居住中で、家賃は月8万円。築古戸建て投資を見据え、物件の調査も続けています。今年中にまずは一軒着手することを目標としています。
職業経歴
2016年から自動車関連の中小企業に勤務していましたが、2025年3月に半導体関連企業へ転職しました。7月から会社の費用持ちで英語レッスンを開始しました。会社の規模や財務状況によって、福利厚生が大きく変わることを実感しています。
資産ポートフォリオの方針
私の運用方針は「コア・サテライト戦略」。
リスク資産と低リスク資産の比率は 8:2 を基本とし、安定と成長のバランスを意識しています。
- 低リスク資産(80%)
現金:25%、インデックスファンド(S&P500・オルカン):55% - リスク資産(20%)
日本株とBTCを中心に構成。
内訳は、株主優待銘柄と中短期の値上がり期待銘柄が半々程度です。
金融資産の状況(2025年7月末時点)
総資産は3,900万円であり、純金融資産は3,100万円(親からの借入800万円控除後)でした。
日経平均が4万円台、米S&P500やNASDAQも過去最高値を更新する中、資産も前月(2,819万円)から増加しました。

今月の取引について
今月は大きな売買は行っていません。特定口座の投資信託を一部売却し、現金比率を少しだけ引き上げました。こちらの資金については、株価下落時のNISA成長投資枠で買い増しに活用予定です。
日本株について
株価は全体として高水準にあり、やや手が出しづらい状況ですが、以下の銘柄でプラス推移が見られました。
- yutori(5892)
5月以降の急騰後、6月に調整局面でエントリー。反落してもすぐに買い戻される動きがあり、堅調に推移中。PERは70倍程度とかなりバリュエーションが高く推移しているため、どこまで維持できるかは懸念材料となります。yutori(5892)〜若者支持のアパレル株、“Y世代”攻略で成長加速〜
出典:YahooFinance
- 帝国繊維(3415)
関税ショック後にキャッシュリッチ・優待(QUOカード・リネン製品)狙いで購入。直近では消防・防衛関連の需要やアクティビストの動向など、材料が多く、株価も堅調に推移していると考えられます。帝国繊維(3302)~消防ホースの国内シェア40%、総合防災企業として存在感あり~ | やまけいの株日記
出典:YahooFinance
長期チャートでは最高値圏にあり、ブレイク次第で新波動入りの可能性もあります。
出典:YahooFinance
仮想通貨(ビットコイン)
BTCは現在12万ドルを下回る高値圏で推移中。
FOMCによる利下げ見通しの後退もあり、やや軟調に推移しています。8月は例年下げやすい傾向があるため、10%以上の下落局面では買い増しを検討しています。
出典:Trading View
今後の投資戦略
- 株価の不透明感を踏まえ、ニュートラルなポジションを意識。
- 投信積立は継続。
- 現金比率は25〜30%を維持し、下落局面に備える。
- 米国株はウォッチリストを精査中。特にAI・データセンター関連や高配当ETFに注目しています。
資産階層における位置づけ
野村総合研究所の定義によれば、純金融資産3,000万円は「アッパーマス層」に該当します。
年内の到達を目標にしていましたが、想定より早く到達できましたが、今後はこの位置を定着させつつ、さらに上の階層を目指していきます。
※出典:「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」(株式会社野村総合研究所)
金融広報中央委員会によると、30代で金融資産3,000万円以上の2人以上世帯は5.6%程度。
引き続き堅実に資産形成を続けます。
直近数年の目標金融資産は下記の通りです。
2026年:3,500万円 → 2027年:4,000万円 → 2028年:5,000万円
ややハードルの高い目標であり、株式投資に加えて、副業・不動産収入など複数の収入源の確保にも取り組んでいきます。
まとめ
相場の追い風もあり、資産は想定以上に順調に推移しています。
しかし、こうした時期こそ冷静さが重要と考え、今後もキャッシュ比率を高めに保ちつつ、機動的な運用を心がけていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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