はじめに
私自身の資産状況と今後の投資方針について整理しました。同じような年代・家族構成・ライフステージにある方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
現在のステータス
家族構成
33歳の会社員である私、専業主婦の妻、長男(4歳)、次男(3歳)の4人家族です。
住居
東京隣県の地方で生活しています。現在は賃貸住宅に居住しており、家賃は月8万円です。築古戸建て投資を見据えて物件調査を続けており、年内にまず1軒目に着手することを目標としています。
職業経歴
2016年から自動車部品の関連企業に勤務していましたが、2025年3月に半導体関連企業へ転職しました。
資産ポートフォリオの方針
基本方針は「コア・サテライト戦略」です。
- 低リスク資産(80%)
現金:25%、インデックスファンド(S&P500・オルカン):55%
→ 現金は25〜30%程度を維持し、生活防衛資金および市場暴落時の待機資金としています。 - リスク資産(20%)
日本株とBTCを中心に構成しています。日本株は、優待銘柄と中短期の値上がり期待銘柄がおおよそ半々となっています。
金融資産の状況(2025年8月末時点)
総資産は3,779万円であり、純金融資産は2,979万円(親からの借入800万円差し引き)でした。
日経平均や米国のS&P500、NASDAQはいずれも高値圏で横ばいもしくは下落傾向にあり、先月達成した純金融資産3,000万円は早々に脱落してしまいました。

今月の取引について
今月も大きな売買は行っていません。日本株全体の株価水準が高く、積極的に買い進めにくい局面と感じています。特段大きく上昇した保有銘柄はなく、中長期目線で一部を打診買いしたり、値動きの鈍い銘柄を売却したりしました。
- TOWA(6315)
生成AI向けHBM(広帯域メモリ)は今後も高成長が見込まれます。積層数の増加が進むなかで、同社のモールディング技術は高い競争力を有しています。直近の決算は不調でしたが、中長期的な成長期待からエントリーしました。
Reuters: AI半導体市場、2030年まで年30%成長へ=SKハイニックス
Eetimes: hynixが「世界初」12層HBM4製品をサンプル出荷、25年下期に量産へ
出典:YahooFinance
- ホットランド(3196)
トランプ関税ショック時の大底で購入しましたが、その後の値動きが弱く、優待は魅力的ながら一旦手放し、現金化しました。今後は、株主優待が魅力かつ株価も堅調に推移する銘柄の調査を継続していきます。
出典:YahooFinance
・仮想通貨(ビットコイン)
BTCは現在11万ドルを下回る水準で推移しています。直近ではイーサリアムの方が注目されていますが、10万ドル前後まで調整すれば少しづつ買い増しを進めていきたいと考えています。
さらに、米国で401(k)へのBTC投資への承認期待が追い風となり、中長期的には強気に構えています。
Yahooニュース トランプ大統領、401(k)プランの暗号資産への投資を承認へ
今後の投資戦略
- 株価の不透明感を踏まえ、ポジションはニュートラルを意識
- 投資信託の積立は継続
- 現金比率は25〜30%を維持し、下落局面に備える
- 米国株は引き続きウォッチリストを精査し、とりわけAI・データセンター関連や高配当ETFに注目
資産階層における位置づけ
野村総合研究所の定義によれば、純金融資産3,000万円は「アッパーマス層」に該当します。当初は年内の到達を目標としていましたが、想定より早く達成できる見込みです。今後はこの水準を定着させつつ、さらに上位の階層を目指していきます。
※出典:「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」(株式会社野村総合研究所)
金融広報中央委員会のデータによれば、30代で金融資産3,000万円以上を保有する2人以上世帯は全体の約5.6%にとどまります。引き続き堅実に資産形成を進めていきます。
直近数年の目標資産額は以下の通りです。
2026年:3,500万円⇒2027年:4,000万円⇒2028年:5,000万円
やや高い目標ですが、株式投資に加えて副業や不動産収入など複数の収入源を確保することで達成を目指します。
まとめ
相場の追い風もあり、資産は想定以上に順調に推移しています。しかし、こうした時期こそ冷静さが求められると考えています。今後も現金比率を高めに保ちつつ、機動的な運用を心がけていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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