都内ぶらぶらして銘柄探し[銀座・表参道・渋谷]~後半~

実績報告

前半では、yutori(5892)、TOKYO BASE(3415)、ASICS(7396)、資生堂(4911)、ヤーマン(6630)などに紹介しました。

若者・インバウンド─銘柄発掘のための東京散策①[銀座~渋谷~原宿] | やまけいの株日記

後半として、ON(On Holdings)、POP MART(HKG:09992)、Japan Eyewear Holdings(5889)の現地での印象をまとめています。


ON(On Holdings)

東京・表参道の「On Tokyo」は、2022年のオープン以来、継続的な人気を維持しているようです。当日も入店制限が行われており、QRコードでの受付後に順番が来るまで店内に入れない仕組みとなっており、店舗の前には人だかりができていました。

Onのスニーカーは、日本国内のスポーツショップでは取扱も増えているため(ムラサキスポーツ・スポーツデポなど)、入手の難易度はそれほど高くはないと思い込んでいたので、この混雑は意外でした。

アジアと欧米で半々くらいの印象でしたので、国や地域によっては依然として入手困難なのかもしれません。

次回は、店内でスタッフの方にお話を伺ってみたいと考えています。


POP MART(HKG:09992)

中国発のアートトイブランド「POP MART(泡泡瑪特/ポップマート)」は、渋谷パルコや原宿で長蛇の列を作るほどの人気ぶりを見せていました。

近年では、時価総額でサンリオを上回り、世界的なIPブランドへと成長を遂げていると報道されていますが、その通りの勢いでした。

また、BLACKPINKのLISA氏が「LABUBU(ラブブ)」を手にした写真をSNSに投稿するなど、著名人のファンも多いことが知られています。

原宿などのリセールショップ(スニーカーダンクなど)にも店頭にこちらの商品を多く並べており、反応が良いことを伺いしれました。

少し話は逸れますが、「Yahoo!検索大賞2024」において、「ラブブ」およびPOP MARTは、2025年にヒットが予想される「ネクストブレイク」商品部門に選出されていました。

出典:Yahoo!検索大賞 ネクストブレイク 商品部門

この発表が行われたのは2024年12月6日ごろと推察されますが、それ以降から現在までにPOP MARTの株価は約3倍に上昇しているようです。

今からの投資はややリスクが高いと感じますが、今後、Yahoo検索大賞などの情報を投資判断の一助とすることには銘柄発掘の手段となりそうでした。

出典:ブルームバーグ


Japan Eyewear Holdings(5889)

同社は、金子眼鏡やフォーナインズといった鯖江発の高級眼鏡ブランドを展開する小売企業です。全国的に店舗を構えていますが、銀座の金子眼鏡本店は、近隣にユニクロなどの集客力のある店舗があることもあり、やや狭い店内ながらも多くの来店客で賑わっていました

一方、ギンザシックス内のフォーナインズや、渋谷パルコの金子眼鏡店舗については、土曜日にしては比較的落ち着いた人の入りである印象を受けました。


その他

渋谷パルコでは、IP関連(ポケモン・カプコンなど)を除くと、HUMAN MADEにアジア系の来訪者が入店待ちをしている光景が見られました。

出典: HUMAN MADE inc.

HUMAN MADEを運営する「オツモ(注:非上場)」は、業績が4年間で約6倍に成長したことでも注目されています。

出典:FASHIONSNAP.com「HUMAN MADEが100億円ブランドに成長 “NIGOの存在を超えていく” 松沼礼CEOインタビュー」

また、世界的に有名なスニーカーブティック「Kith」にも足を運びましたが、特に目立った新トレンドは見つけられませんでした。印象に残った点としては、「MIHARA YASUHIRO」のスニーカーを着用している来訪者が比較的多かったことです。

出典:MIHARA YASUHIRO


おわりに

今回は時間の都合で回りきれなかった店舗も多くありましたので、次回以降の訪問機会では、さらに多くのブランドや現場の様子を観察していきたいと考えています。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

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