事業内容
アルペン(3028)はスポーツ量販の大手企業であり、「スポーツデポ」「ゴルフ5」「アルペン」を主要ブランドとして展開しています。

業績状況
売り上げは堅調に推移している一方、EPSは横ばい圏で推移しています。
これは、スポーツやアウトドアのトレンドは気候(猛暑・暖冬)の影響を受けやすく、必ずしも需要が一定ではない点が挙げられます。
近年でいうと、ランニングをはじめとする強化カテゴリが好調を維持し、加えて暑さ対策商品やサンダルの販売も大きく伸びた一方、ゴルフ分野は新品クラブの伸び悩みやにより軟調に推移したとのことです。


今後の見通し
同社は2027年度までに営業利益125億円、純利益80億円を目標としています。
その達成に向け、在庫管理精度の向上とプロパー販売強化による収益性改善やPB(プライベートブランド)商品の開発推進による売上高拡大を進めています。
出典:株式会社アルペン 中期経営計画2027
ただし、前回計画では目標と実績に大きな乖離が生じており、今回も計画通りに進捗するかは不透明です。
出典:株式会社アルペン 中期経営計画2027
ファンダメンタル(2025年8月22日 楽天証券より)
- PER:16.63倍
- PBR:0.77倍
- BPS:3,142.59円
- 予想配当利回り:2.08%
- 自己資本比率:58.83%
特に配当性向や累進配当についての具体的な方針は示されておらず、現状では大幅な増配を期待しにくい状況です。

業績の成長性に関し不透明な状況下で、PBRも低位で推移しています。一方、FY2021頃のアウトドアブームなど、うまくトレンドに乗って業績拡大できる可能性も十分に考えられます。
出典:株式会社アルペン 中期経営計画2027
BPSも毎年積みあがっており、株主還元の余力は十分と考えられます。

株主優待について
アルペンは株主優待内容を改定し、保有株数に応じて店舗で利用可能な優待券を提供しています。
100~199株の場合は優待額が減額されましたが、それ以外の区分では増額となっており、全体としては改善方向への改定と考えられます。
スポーツやアウトドアを楽しむ方、特にお子様がいるご家庭には利便性の高い優待といえます。
出典:アルペンHP
***改定前***
株価推移と今後の注目点
株価はコロナ禍におけるアウトドアブーム後の反動で下落したものの、その後は横ばいを経て、直近1~2年は上昇基調にあります。
出典:Yahoo!ファイナンス
5年チャート
2年チャート
スポーツやアウトドア、あるいはゴルフといったレジャー分野がブーム化する局面では株価が急伸する傾向が見られます。そのため、割安な局面で株式を保有し、ブームが訪れるまで配当や優待を享受する投資スタンスも有効と考えられます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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