ブランド再定義が進む、カシオ計算機(6952)の中期展望

グロース株

はじめに

カシオ計算機は、G-SHOCKをはじめとするカシオブランドの腕時計を展開しています。

近年は欧州を中心に「カシオウォッチ」の販売が好調であり、これが業績を牽引しています。また、最近では、指に装着する新ジャンルの腕時計、いわゆる「指時計」もヒット商品となっています。今後の業績拡大が期待できることから、同社の銘柄分析を行いました。

出典:フィナム

参考記事: Yahoo!ニュース
「腕時計の販売本数が減少するなか…予約殺到『指につける』時計、形を変えたら爆売れの商品【Nスタ解説】」

また、世界的に著名なラッパーであるトラヴィス・スコットが、NFLスーパーボウルにおいてカシオのデジタルウォッチを着用していたことも話題となりました。

参考記事:HYPEBEAST
「Fit Check:第60回NFLスーパーボウルにてトラヴィス・スコットをキャッチ」


事業内容

同社の資料によると、同社の売上構成は時計事業が全体の約6割を占めています。主力のG-SHOCKを中心に、海外市場でのブランド力は依然として高い水準を維持しています。

また、EdTech(教育)事業では、関数電卓など教育現場を支える製品・サービスを展開しており、安定した収益基盤の一角を担っています。近年は高価格帯のメタルラインG-SHOCKの拡充にも注力しており、単価上昇による収益性改善が期待されます。


業績状況

近年の売上高は横ばいからやや縮小傾向にあります。一方でEPSは直近年度において大きく改善していますが、長期的に見ると明確な右肩上がりとは言い切れません。

今後については、主力である時計事業の好調がどこまで持続するかが引き続き注目点となります。

出典:IRbank


ファンダメンタル(2026年2月28日 楽天証券より)

・予想PER:21.94倍
・PBR:1.64倍
・BPS:971.95円
・予想配当利回り:2.86%
・自己資本比率:66.00%

PERを見る限り、現時点で強い割安感があるとは言えません。

配当利回りは3%近くと比較的良好な水準ですが、配当性向は60%以上を掲げているものの、すでに80%前後で推移していることから、今後は利益成長を伴わない限り大幅な増配は見込みにくい状況と考えられます。


株主優待について

2026年2月現在、株主優待制度は実施されていません。


株価推移と今後の注目点

株価は直近の決算発表を受けて上昇基調にありますが、過去の水準と比較すると、割安圏から脱しつつある段階と位置付けられます。今後は売上成長に伴い、EPSの成長がどこまで加速するかが最大の注目ポイントとなるでしょう。

出典:YahooFinance

Google trendとしても、casio watchはグローバルで注目度が高まっているといえます。

出典:google trend

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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