はじめに
私の最新ポートフォリオおよび今後の投資方針についてまとめました。同じような立場の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
現在のステータス
家族構成
私(33歳)、専業主婦の妻、長男(4歳)、次男(3歳)の4人家族です。
住居
現在は賃貸住宅に居住しており、家賃は月額8万円です。
職業経歴
2016年より自動車関連企業に勤務し、2025年3月より半導体関連企業へ転職しました。
資産ポートフォリオの方針
資産運用の基本方針として、「コア・サテライト戦略」を採用しています。
低リスク資産とリスク資産を8:2の割合で保有し、安定性と成長性の両立を目指しています。
- 低リスク資産(計80%):現金25%・インデックス投資55%を目安としています。
- リスク資産(計20%):時期によって構成比率は変化しますが、現在は仮想通貨(BTC)、日本株、米国株(NVDA)を保有中心に保有しています。
金融資産の状況(2025年5月時点)
総金融資産は3,430万円でした。親からの借入:800万円(2027年末返済予定)を差し引いた純金融資産は2,630万円です。
米国株・日本株ともに堅調に推移しており、先月よりも資産は回復基調にあります。

*参考 先月の結果

今月の取引について
米国株(NVDA)
先月からの計画通り、今月は、Nvidia株を決算前後のタイミングで半分ほど売却しました。
年初のDeepSeekショック時に取得単価125ドルで購入し、今回135ドルで一部売却しました。取得価格よりは高値での売却でしたが、為替差損の影響により、日本円ベースでの利益はほぼ出ませんでした。この点はやや失敗だったと認識しています。
Nvidiaは個人的にまだまだ期待している銘柄ではありますが、ポートフォリオに占める比重が大きく、リスク許容度を超えていた感覚があったため、一部利益確定できたことには安心しています。
今後は、110ドルを下回るようであれば買い戻しを検討し、150ドルを超えるようであればさらに売却する予定です。
*YahooFinanceより
日本株
今月は新規の取引は行いませんでした。日経平均が38,000円前後で推移しており、やや手が出しづらい水準にあると感じています。
保有銘柄のうち、山梨中央銀行(8360)、Tokyo Base(3415)、帝国繊維(3302)は好調に推移しました。
*YahooFinanceより
なかでも山梨中央銀行をはじめとする地方銀行株は、金利収入の増加を背景に業績が拡大傾向にあります。
一方で、ベルーナ(9997)は最高値から10%以上下落し、現在は取得価格付近まで下落しています。株価に過熱感が見られたこともあり、今後は慎重に様子を見ていきたいと考えています。
*YahooFinanceより
仮想通貨(BTC)
ビットコインは、米国債券市場の不透明感を背景に「無国籍通貨」としての側面が意識され、一時11万ドルを突破しました。現在は10.5万ドル近辺で推移していますが、401Kでの取り扱いが可能となるなど、長期的に前向きな材料も出ています。
*Investingcom.より
今後の投資戦略
- 投資信託:積立を継続
- 現金比率:株式が上昇するようであれば、7月末を目途に現金比率を30%程度まで引き上げる予定です。日本株・米国株(NVDA)の見直しと、賞与を現金で保有することで対応します。
- 米国株:ドル資産の投資先を引き続き検討します。急落時に備え、ウォッチ銘柄をピックアップしておきます。
- 国内株:魅力的な短期銘柄があれば検討しますが、日経平均の高騰により割安感が薄れ、やや慎重な姿勢を取っています。
- BTC:5月以降急騰したため、当面は様子見とします。仮に13万〜15万ドルの水準まで上昇すれば、ポジションの半分以上を利確する可能性も検討します。
資産ピラミッドにおける位置付け
野村総合研究所のNRI富裕層調査によると、現在の我が家の資産規模は「マス層の上位」に該当します。
今年中に「アッパーマス層」へ到達するためには、株式市況の安定と入金力の回復が鍵になると考えています。
個人的には「戸愚呂(弟)の30%」レベルに早く到達したいところです(?)。
※「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」(株式会社野村総合研究所)をもとに筆者加工

まとめ
例年、夏から秋にかけてはボラティリティが高まる傾向にあります。
そのため、当面はキャッシュ比率を高めに保ちつつ、柔軟に対応できる体制を整えていきたいと考えています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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