DeNA(2432)~持分会社GO上場で価値顕在化へ、PBR1倍台の見直し余地に注目~

グロース株

はじめに

DeNA(2432)は、持分法適用会社としてタクシー配車アプリを手掛けるGO株式会社の今夏上場が期待されています。

GOの予想時価総額は1,500億円〜2,000億円と推定されており、同社はその株式を25.75%保有しています。2026年3月25日時点におけるDeNAの時価総額は約3,000億円であることから、GO上場によるポジティブな影響が見込まれます。

一方で、PBRは1.12倍と、同社の市場からの評価は必ずしも高い水準とは言えません


本記事では、同社の現状と今後の展望について考察しました。

事業内容

スマートフォンゲーム(「ポケポケ」など)やライブ配信アプリ、ヘルスケア事業に加え、傘下にプロ野球球団を抱えるなど、コングロマリット企業として知られています。

株価の動向からも分かる通り、2024年末から2025年初にかけては「ポケポケ」による業績期待が高まりました。しかし足元では、大ヒットの反動減により株価は軟調に推移しています。

出典:YahooFinance

参考:オタク総研「ポケポケ」は既存ユーザーの継続率低下が課題とDeNA 新規獲得は堅調とも

業績状況

営業CFおよびEPSは年度ごとの変動が大きく、安定した成長というよりは、イベントドリブンな収益構造が特徴的です。そのため、長期保有というよりも、株価上昇の材料が顕在化したタイミングで機動的に売買する投資スタイルが適している印象です。

IRbankより作成

2026年2月27日には、「資本コストや株価を意識した経営」に関する適時開示がありました。DOE3%を目安としつつ、バランスシートの適正化、安定配当、自己株式の取得を推進する方針が示されています。

ファンダメンタル(2026年3月25日 楽天証券より)

・予想PER:10.26倍
・PBR:1.16倍
・BPS:2,412.92円
・予想配当利回り:2.58%
・自己資本比率:61.32%

BPS(1株当たり純資産)が株価と同水準にあり、PBRも概ね1倍前後で推移している点から、市場からの評価は決して高いとは言えません。

株主優待について

川崎ブレイブサンダースの観戦チケット、横浜DeNAベイスターズのファンクラブ入会クーポンやオフィシャルグッズショップクーポン、「ワンダリア横浜 Supported by Umios」の入館チケット引換券などが付与されます。

出典:DeNA HP

個人的にはスポーツ観戦への関心はそれほど高くありませんが、「ワンダリア横浜」については一度訪れてみたいと考えています。

株価推移と今後の注目点

2025年のポケポケブーム時には株価が4,000円近くまで上昇しましたが、その後は軟調な推移が続いています。足元では底打ちの兆しも見えつつあり、段階的にエントリーしていく戦略も一案と考えられます。

出典:YahooFinance

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました